2022年5月2日(月)11:00 – 12:00
世界中で急激にインフレが進んでおり、日本でも消費者感覚として物価の上昇を実感している方も多いのではないでしょうか。
このセッションでは、グローバルインフレの状況を、データを読み解きながら、歴史的、構造的に理解するとともに、長期的な見通しについて経済財政・金融の専門家の見解を伺います。ご登壇頂くのは、金融及び経済を研究され、著書も多数ある4名。長らくデフレが続き、欧米のような賃金上昇スパイラルによるインフレにはならないであろう日本で、企業や消費者はどのようにインフレインパクトを捉え、対応していくかは、私たち自身がきちんと事実と向き合い考える問題です。このインフレーションの社会を乗り越えていくためにも、状況を正しく理解して、日本の潜在成長率を支える経済活動や大人の役割を改めて考える、素晴らしいインプットとなるセッションです。
録画動画
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パネリスト
平山 賢一
東京海上アセットマネジメント株式会社
参与 チーフストラテジスト
1966年生まれ。横浜市立大学商学部卒業、埼玉大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。
大和証券投資信託委託、東京海上火災保険、東京海上アセットマネジメント執行役員運用本部長などを経て現職。
30年超にわたりファンドマネジャー等として、内外株式や債券等の投資戦略を策定・運用する。
東洋大学経済学部非常勤講師。
主な著書に『戦前・戦時期の金融市場』『振り子の金融史観』『日銀ETF問題』等がある。
加藤 出
東短リサーチ株式会社
代表取締役社長、チーフエコノミスト
1965年生まれ。1988年横浜国立大学経済学部卒、同年東京短資入社。
短期金融市場で取引仲介業務を担当、1997年より東短リサーチ研究員兼務。2002年より同社取締役、2013年より現職。内外の経済、金融市場、金融政策を分析している。
2002年ニューヨーク、2010年ロンドン、2011年上海駐在。
主な著書は「日銀『出口』なし!」(朝日新書、2014年)、「東京マネーマーケット」(有斐閣、共著、2019年)、「デジタル化する世界と金融」(金融財政事情、共著、2020年)など。日経新聞、日経ヴェリタス、週刊ダイヤモンド、週刊エコノミストなどに寄稿多数。テレビ東京「モーニング・サテライト」、BS・TBS「Bizスクエア」などにコメンテーターとして出演。
柳川 範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部
教授
中学卒業後、父親の海外勤務の都合でブラジルへ。ブラジルでは高校にいかず独学生活を送る。大検を受けたのち慶應義塾大学経済学部通信教育課程入学。
同過程卒業後、1993年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。慶応義塾大学経済学部専任講師、東京大学大学院経済学研究科・経済学部助教授、同准教授を経て、2011年より現職。
内閣府経済財政諮問会議民間議員、東京大学不動産イノベーション研究センター長、東京大学金融教育研究センター・フィンテック研究フォーラム代表。一般社団法人スマートシティ・インスティテュート代表理事等。
■主著
主な著作物:『日本成長戦略 40歳定年制』さくら舎、『東大教授が教える独学勉強法』草思社、『東大教授が教える知的に考える練習』草思社、『40歳からの会社に頼らない働き方』ちくま新書、『法と企業行動の経済分析』日本経済新聞社等。
河合 祐子
Japan Digital Design 株式会社
CEO
米系金融機関市場部門において、為替、金利、信用リスクのトレーディングおよびストラクチャリングの経験を経た後、信用リスク評価などを手掛けるシンクタンクの創業に参画。その後、日本銀行に入行し、金融市場調査、金融機関リスク管理、地域・海外経済調査の分野で為替課長、香港事務所長、高知支店長、FinTechセンター長、欧州統括役などを務める。
2020年11月にMUFG傘下のJapan Digital Designに入社。
2021年3月より現職。金融サービスのデジタル化案件を手掛ける。
静岡県出身。京都大学法学部卒業、ペンシルバニア大学ウォートン校MBA取得。
共著書に「クレジット・デリバティブのすべて」「事業再生ファイナンス」など。
※セッションタイトルとご登壇者は変更になる可能性があります