E08:受験学力よりも大切にしたいもの

2022年5月1日(日)14:00 – 15:00

「正解を求める日本人・やってはいけないことを決めないとどんどんやってしまう外国人」という問題提起に始まり、「大学入試後に大学生が伸びる時期」「起業する学生と相関の高い指標・低い指標」「教育における大人の真の役割」「子どもがやる気をなくしていくプロセス」「自分でなければならないという感覚の大切さ」「日本の先生たちの真面目さと日本の教育の可能性」など、話は多岐にわたります。

学力として現れる力よりも、教育という営みにおいて大切にしているものを、注目の大きい学校のリーダー、教員、学習塾指導者、会社代表が、その本質を明らかにしようと迫ります。現在の「学力」の重みが小さくなっていく中で、人間としてのあり方に日々向き合っていることがにじみ出ているセッション。旧来の「学力」という指標に頼りながら、そこからの脱却の糸口を掴みたい方にお勧め。

録画動画

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パネリスト

井本 陽久

いもいも教室主宰
栄光学園数学科講師

1969年生まれ。栄光学園中学高等学校を卒業後、東京大学工学部進学。️卒業後、母校である栄光学園の数学科の教員になり、長年、生徒と共に児童養護施設で学習ボランティアを続けている他、フィリピンのセブ島でも公立小学校や施設での学習支援活動を続けている。 2019年より、非常勤講師に身分を変更して、いもいも教室に軸足を置く。
アエラ、朝日新聞他、新聞雑誌などで多数紹介。その生き方と活動は、おおたとしまさ著『いま、ここで輝く。』(エッセンシャル出版社)やNHK総合『プロフェッショナル仕事の流儀』で詳しく紹介されている。

漆 紫穂子

品川女子学院
理事長

中央大学文学部卒業、早稲田大学国語国文学専攻科、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。国語科教師を経て、1925年から続く中高一貫校・品川女子学院6代目校長を経て、2017年より現職。

行政改革推進会議構成員(内閣官房)、国立教育政策研究所評議委員、日本芸術文化振興会評議員、日本ユネスコ国内委員(文部科学省)。 同校は1989年からの学校改革により7年間で入学希望者が30倍に。現在は「28プロジェクト~28歳になったときに社会で活躍する女性の育成」を教育の柱に、企業とのコラボレーション、起業体験プログラム等、社会と子どもを繋ぐ学校作りを実践している。 趣味はトライアスロン。

著書に『女の子が幸せになる子育て』(だいわ文庫)、『働き女子が輝くために28歳までに身につけたいこと』(かんき出版)他多数。

河野 優

(一社)グローバル教育人材交流協会
代表理事

九州工業大学卒。大手通信メーカーに入社し、海外(NZ、UAE)向け国際交換機開発プロジェクトに参画。学習塾設立、4校舎経営。学習塾経営研究会「学習塾ニュース」主宰(会員300名)。

一般社団法人・グローバル教育人材交流協会(GLEEA)を設立。マレーシアUTHMと協定を結び、短期留学プログラム開設。

福井 裕美子

武蔵塗料ホールディングス
代表取締役社長

グローバル1000人10か国68年間運営の塗料製造販売会社の代表取締役社長。
シンガポール在住。娘1人。

※セッションタイトルとご登壇者は変更になる可能性があります